真昼の屑星

 

切って貼って
つなぎ目だらけの僕の心とか
蹴って殴って
傷跡だらけの僕の体とか

もっともっと
辛い人たちが居ると聞いから
いっそもっと
欲しがる人にあげたいな

くすんだままで太陽にかき消されてしまった
僕はもういらないんでしょう?
どれほどに輝いたところで
見えてなどいないんでしょう?

心と向き合えとか
そんなもの何処だよ
あなたは必要だとか聞き飽きた
もう喋るな

「勝手に死ね」とか言える立場で満足かい
強者だと錯覚していた僕も気付き始めた

この程度の制限付きの輝きだって
縋るしかないんでしょう?
この程度じゃ生きたことにすら
気づいてはもらえないよ
太陽にかき消されてしまった
僕はもういらないんでしょう?
どれほどに輝いたところで
見えてなどいないんでしょう?